地元の部落長が亡くなりました。
今日が葬儀でした。
知らせを受け、日曜日に娘を連れて、生仏を拝みに行きました。
こちらに家を建てて、3年半。
義父に、
町内会長に挨拶に行け!
と言われ、
渋々出かけて行った、引越し当日の夕方。
初めての出会いでした。
我々も部外者だぁ。
ゆっくりして行け!!
最初のお言葉でした。
それからの大変短いお付き合いでしたが、
常に気にしてくださり、
お声をかけてもらっていました。
田舎の部落。
新人に厳しい…
入ってみないと分からない…
家を建てると言えども、
難しいこと。
そして、お会いしてみたら、
皆さん良い方ばかりで、
新人の我々を熱烈歓迎してくださりました。
アゥェイ育児の我が家は、
遠い親戚より、
近くの他人!
と思い、
娘の顔を1人でも多くの人に覚えてもらおうと、
公民館行事は、
出来るだけ参加してきました。
娘が変な人に声をかけられたとき、
スーパーでの万引きスレスレを察知してくださったとき、
我が家の娘だとわかれば、
犯罪前に声をかけてもらえるかな…
正直、そんな汚い思いもあります。
娘の子育てには、
我々2人では足りないので、
地域の皆様に助けていただきたく、
日々思っているところです。
こんな思いにしてくださったのも、
こちらの部落長が、
日々声がけをしてくださったから。
掃除だ草取りだと、
夫は手伝いに行ってくれています。
感謝です。
新人を新人扱いせずに、
仲間として受け入れてくれた。
本当に感謝しかありません。
感謝のお礼に、
地区の運動会に参加しました。
公民館行事は、
なるべく顔を出しました。
顔を出せば、
長を始め、
皆様に歓迎されます。
娘共々、
気持ちよく過ごさせてもらっています。
お散歩中によく声をかけてもらいました。
釣りに行く!
と聞きつけば、
お土産楽しみにしています!!
の問いに、
カレイを数匹持ってきてもらいました。
友人の友人が空き家を探している…
と聞くと、
相談に行きました。
今思うと、
半月前、これが最後でした。
本日の葬儀は、
コロナ様の影響で、
招待者のみ。
火葬は10名まで。
東京の孫は、
参列出来ず…
最後のお別れを阻むコロナ様。
1番恨みました。
葬儀に参列は出来ませんでしたが、
葬儀場でのお焼香をさせてもらいました。
夫は出棺に立ち会いました。
こちらに来て初めての別れ。
惜しい人を亡くしました。
ご冥福をお祈り致します。
お世話になりました。
ありがとうございました。
本日は、
いただいたワインで乾杯しようとしたけど、
白が飲みたいと、
白に変更して、
思い出話で夕食を過ごしました。
コロナの影響で、
部落行事、
町内会行事は皆中止。
今年は大きな思い出が作れなかったのが、
残念ですが、
去年、娘を抱っこしてくださっていた写真を
冥土の土産に持っていきました。