鍼って…!? 怖い…!?
タイトルは、私が考える一般的なイメージです。
先日参加したツナグcafeで参加者さんに、鍼のイメージをお聞きしました。
4人中3人は鍼灸治療経験者。
まず、その確率の高さにビックリ。
・痛みが強い時に鍼をした
・中々治らない症状の時に親に紹介されて鍼をした
・慢性的な肩凝りに鍼をした
痛みの強い急性期には、抜群の効力を発揮します。
私の父は大の怖がりです。
身体の相談を受け、
「じゃ、鍼するね」
と言うと、
「治った」
と逃げていきます。
それくらい痛いのが嫌いです。
そんな父が私を頼るのは
「ぎっくり腰」
の時です。
痛み止めで治まるの待つよりは動き出せるのが早いです。
ぎっくり腰に限らず、風邪や、骨折捻挫など、病の短いものは回復が早いです。
次に身体の不調に対する鍼ですが、鍼は、内臓疾患にも治療効果が見いだせます。
例えば、胃の不快感からくる不調は、胃を整えてあげると改善されます。
女性に多い貧血なんかも、胃腸が原因だったりします。
西洋医学的に直接的にアプローチは出来ませんが、見方を変えて、東洋医学からみた生理機能に沿って考えていくと、適応になる場合もあります。
最後に慢性的な肩凝りですが、慢性的なので、改善は難しいです。
なにせ、慢性ですから。
では、なぜ慢性なのか!?
食生活、生活習慣、思考などにより、長くにわたり、身体を変化させていった結果の産物なので、慢性疾患といいます。
先程の急性疾患と比べると、慢性疾患は、時間がかかるため、中々改善しません。
鍼に限らず、治療をした後、その後、また同じ生活をすることで、同じ症状を引き出します。
どこかで方向転換をしていかないといつまでたっても慢性のままです。
鍼灸では、それぞれの体質にあった症状の改善方法をお伝えします。
慢性疾患ほど、他人任せの治療でなく、自分の身体に向き合っていかないと変化ができません。
身体に出てきている症状は、身体からのサインです。
このサインを無視せず、労わりながら、仲良く過ごしていきたいものです。
本題からずれてしまいましたが、鍼灸治療には、色々な方法、流派があります。
私が師匠から習った鍼灸治療は、鍼数が少なく、刺しても数ミリ、刺入時の異物感はしょうがないとは思いますが、それほど痛みは感じないと思います。
仰向けで施術することがメインなので、背中でなにかやってる・・・という怖さはありません。
でも、やっぱり怖いですよね。
そんな方は、治療院に遊びに来て下さい。
納得がいくまでご説明させて頂きます!!
みなさんの鍼灸に対するイメージ、良かったら教えて下さい。