ゆりはり堂 お母さんの身体が整えば家族も元気 岩手北上

ゆりはり堂院長の鍼灸あん摩マッサージ指圧師のゆりです。

ガン患者 茶話会

中部病院で毎月第3水曜日の午後に開かれている、ガン患者の会 びわの会主催の茶話会。

 

妊娠中からたまーに参加させてもらっていました。

産後は娘も同伴で。

 

抗がん剤で大変な思いしている方々の和みに娘はなっていました(笑)

 

私がガン患者ではないので、茶話会で軽い気持ちで参加させてもらっています。

 

重たいお話の時はお口チャックで。

 

さて、私、フェルディー式リンパドレナージュの資格を持っております。

 

難しい名前ですが、リンパ浮腫の治療が出来ます!

 

乳癌の手術の時に、腋下リンパ節の郭清(切除)などをした時に、手が脚みたく腫れる、アレです。

アレを治療するのです。

 

脇や股のリンパ節を郭清したときに、後遺症として、上肢や下肢に発生するリンパ浮腫。

 

あまり治療法が表に出ていなくて、悩んでいる方、多いようです。

 

お困りの方、ご相談下さい。

 

マッサージは、皮膚表面を撫でるように行うので、痛みはなく、うっとりと眠くなる気持ち良さです!

 

で、今日は乳癌術後の方が多く、遅刻して参加した時に、タイムリーにもリンパ浮腫の話になっていたようで、リンパ浮腫のセルフマッサージのプチ講座をさせて頂きましたー!

 

皆様、リンパ浮腫に疎く、セルフマッサージの方法もご存じない方ばかりでした。

 

まだまだ認知度が低いのと、乳癌の方の周知徹底が弱いのだなぁと、再認識。

 

今日のお話会の中で、術後、リンパ浮腫にならないように、注射は禁忌、雪かきや重たいものを持ってはいけない!という共通認識から、でも、仕事で重たい物を持たなくてはならない→上司に伝えたいが、クビになりたくない…

の悪循環の中にいる方がおられました。

今は良くても、どんな事が引き金になって発症するか分からないリンパ浮腫。

仕事と天秤にかけた時の狭間で悩んでおりました。

 

今、ガンは二人に一人がなると言われている時代。

 

ガンと共に生き、ガンと共に仕事をしていかなくてはならなくなってきています。

若年化していることも然り。

 

術後半年の会社のケアだけでなく、長期的なケアが必要なこと、改めて学ばせて頂きました。

 

会社だけでなく、地域が、社会が変わっていかないとならないんだよなぁ…と。

 

働き方改革ではないが、長時間労働にメスが入り始めているようです。

今まではドクターは除外しだったようですが、岩手の病院でじわりじわりときているとのこと。

今も大変な思いで働いて下さっているお医者様方、働き方に制限がかかると、医師不足岩手県、過疎地はさらに難しい問題が出てくるなぁと、思ったが、お医者様も人間、こちらも制度の見直しが必要になってきているのですね。

 

学びの多い時間、今日もありがとうございました😊